MLMとねずみ講の違いは?
MLMとねずみ講は、何が違うのでしょう?ここでは、ネットワークビジネスとねずみ講の違いを、具体的に例を挙げながら解説します。
MLMとねずみ講及びマルチ商法
ねずみ講は言うまでもなく違法行為であり、MLMとは違います。というよりも、このシステムを悪用したものが、ねずみ講や悪徳マルチ、マルチ商法などと呼ばれるようになったのであり、先に述べましたように歴史的に見ても、MLMとは悪徳商法の新しい形態ではありません。しかし一般的には、ネットワークビジネスといえば「ねずみ講だろ。」「マルチ商法じゃないの?」という反応が返ってくるのが普通であり、またそういったMLMもどきのマーネーゲームがはびこっているのが現状ですので、仕方が無いのかもしれません。
MLMとはこのように、とかく他の悪徳商法と同一視されやすいのですが、ネットワークビジネスのシステムを理解する上で、ねずみ講の概念はとても分かり易いので、この際利用させてもらいましょう。
ねずみ講では、例えば「親」の下に直接5人までの「子」を配置できるとします。そしてそれぞれの「子」が、やはり5人までの「孫」を配置して、また5人の「曾孫」を・・・という具合に指数倍数的に組織が拡大していきます。この構造で自分を0世代として3世代目、つまり「曾孫」の人数は何人でしょう?5の3乗で125人です。では、これが6世代まで続くとどうなるでしょう?15625人です。「親」を含めた組織全体では1+5+25+125+625+3125+15625=19531人にもなります。
もちろんこれは仮想の、非現実的なシミュレーションです。実際には、全員が5人ずつを確実にリクルートできるとは限りませんし、1人も辞めないというのにも無理があります。しかし、ここでは分かりやすく説明する為に、あえてこの計算方法を用います。
この構造で1人が10000円を上の世代の人に支払うとして、1世代につき10%のコミッションを受け取れるとするならば「親」の取り分は、1953万0000円にも上ります。勘違いしないで頂きたいのですが、別にこの仕組み自体が違法という訳ではないのです。MLMも、基本的には上のような仕組みになっています。
問題なのは、組織のトップポジションにいる人達だけが儲かって、末端の人達が絶対に損をするようになっている場合です。上の例でいえば15世代まで続いたとしたら、その世代だけで305億1757万8125人で地球の人口を超えてしまいますね。また、上の階層の人それぞれに対して10%のコミッションが支払われるのですから、10世代目以降の人達には収入が発生しないか、もしくはマイナスです。正常なネットワークビジネスではこのような問題が発生しないように、コミッションを受け取る事のできる世代を 6段階までとか8段階までに制限したり、コミッションのパーセンテージを階層ごとに減らしていくなどの工夫を凝らして、ボーナスプランを決定しています。組織としてMLMを俯瞰すると、小さな三角形が幾つも連なって、全体として大きな三角形を形作っている訳ですね。
ちなみにMLMでは、「親」(親の親も)の事を「アップローダー」と呼び、「子」や「孫」の事を「ダウンローダー」とか「ダウンさん」等と言います。また、上とか下とか言う表現は、単に組織の相対的な位置関係を示したものであり、地位的なものを指して言っている訳ではありませんので、誤解されないようお願いします。そうしたしがらみに縛られないのが、ネットワークビジネスの魅力の一つでもあります。
また、MLMと違い、ねずみ講には商品がありません。あっても全く商品価値に見合わないものだったり、とにかく商品やサービスを「売る」ことではなく、「金銭の配当」だけを目的としているのです。MLMに於いても扱う商品それ自体が、ビジネスという付加価値を抜きにしても、一般消費者にとって納得のいく物でなければ、長期的な発展は望めません。組織内でしか通用しないビジネスでは、参加者全員に支払う事のできる十分な報酬が発生する訳が無いからです。MLMとは、流通を促す為の販売手法の一形態に過ぎません。
このように、MLMとねずみ講は本来違うものですが、ならば何も考えずに安心して参加できるのかと言うと、残念ながら違います。ネットワークビジネスは、参加者のちょっとした間違いで、ねずみ講にもマルチ商法にもなってしまうのです。
それでは、MLMの法律的問題とはどのようなもので、それに対処するには、どうすれば良いのでしょうか?
MLMとディストリビューターのメリット-前へ|次へ-MLMの法律的問題とは?
MLMとねずみ講及びマルチ商法
ねずみ講は言うまでもなく違法行為であり、MLMとは違います。というよりも、このシステムを悪用したものが、ねずみ講や悪徳マルチ、マルチ商法などと呼ばれるようになったのであり、先に述べましたように歴史的に見ても、MLMとは悪徳商法の新しい形態ではありません。しかし一般的には、ネットワークビジネスといえば「ねずみ講だろ。」「マルチ商法じゃないの?」という反応が返ってくるのが普通であり、またそういったMLMもどきのマーネーゲームがはびこっているのが現状ですので、仕方が無いのかもしれません。
MLMとはこのように、とかく他の悪徳商法と同一視されやすいのですが、ネットワークビジネスのシステムを理解する上で、ねずみ講の概念はとても分かり易いので、この際利用させてもらいましょう。
ねずみ講では、例えば「親」の下に直接5人までの「子」を配置できるとします。そしてそれぞれの「子」が、やはり5人までの「孫」を配置して、また5人の「曾孫」を・・・という具合に指数倍数的に組織が拡大していきます。この構造で自分を0世代として3世代目、つまり「曾孫」の人数は何人でしょう?5の3乗で125人です。では、これが6世代まで続くとどうなるでしょう?15625人です。「親」を含めた組織全体では1+5+25+125+625+3125+15625=19531人にもなります。
もちろんこれは仮想の、非現実的なシミュレーションです。実際には、全員が5人ずつを確実にリクルートできるとは限りませんし、1人も辞めないというのにも無理があります。しかし、ここでは分かりやすく説明する為に、あえてこの計算方法を用います。
この構造で1人が10000円を上の世代の人に支払うとして、1世代につき10%のコミッションを受け取れるとするならば「親」の取り分は、1953万0000円にも上ります。勘違いしないで頂きたいのですが、別にこの仕組み自体が違法という訳ではないのです。MLMも、基本的には上のような仕組みになっています。
問題なのは、組織のトップポジションにいる人達だけが儲かって、末端の人達が絶対に損をするようになっている場合です。上の例でいえば15世代まで続いたとしたら、その世代だけで305億1757万8125人で地球の人口を超えてしまいますね。また、上の階層の人それぞれに対して10%のコミッションが支払われるのですから、10世代目以降の人達には収入が発生しないか、もしくはマイナスです。正常なネットワークビジネスではこのような問題が発生しないように、コミッションを受け取る事のできる世代を 6段階までとか8段階までに制限したり、コミッションのパーセンテージを階層ごとに減らしていくなどの工夫を凝らして、ボーナスプランを決定しています。組織としてMLMを俯瞰すると、小さな三角形が幾つも連なって、全体として大きな三角形を形作っている訳ですね。
ちなみにMLMでは、「親」(親の親も)の事を「アップローダー」と呼び、「子」や「孫」の事を「ダウンローダー」とか「ダウンさん」等と言います。また、上とか下とか言う表現は、単に組織の相対的な位置関係を示したものであり、地位的なものを指して言っている訳ではありませんので、誤解されないようお願いします。そうしたしがらみに縛られないのが、ネットワークビジネスの魅力の一つでもあります。
また、MLMと違い、ねずみ講には商品がありません。あっても全く商品価値に見合わないものだったり、とにかく商品やサービスを「売る」ことではなく、「金銭の配当」だけを目的としているのです。MLMに於いても扱う商品それ自体が、ビジネスという付加価値を抜きにしても、一般消費者にとって納得のいく物でなければ、長期的な発展は望めません。組織内でしか通用しないビジネスでは、参加者全員に支払う事のできる十分な報酬が発生する訳が無いからです。MLMとは、流通を促す為の販売手法の一形態に過ぎません。
このように、MLMとねずみ講は本来違うものですが、ならば何も考えずに安心して参加できるのかと言うと、残念ながら違います。ネットワークビジネスは、参加者のちょっとした間違いで、ねずみ講にもマルチ商法にもなってしまうのです。
それでは、MLMの法律的問題とはどのようなもので、それに対処するには、どうすれば良いのでしょうか?
MLMとディストリビューターのメリット-前へ|次へ-MLMの法律的問題とは?
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